2021年度『川柳を楽しむ会』受賞作品発表

お 礼

今年度は昨年同様36都道府県から、983句のご投稿を頂きました。
ありがとうございました。
受賞の方が、神奈川県と関西圏に多い、年となりました。
選者 株式会社 温故堂 代表取締役 森 公一 様には、全受賞句の評価を頂き、掲載してございます。
受賞されました皆様方にとっても一層の励みに、また来年ご投稿される方々にとっても参考になるメッセージかと思います。
ご後援を頂きました岩内海産商協同組合様そして、海同冷蔵株式会社様には心より、感謝申し上げます。

賞品につきましては12月10日(金)頃、ご到着予定にて準備をさせて頂きます。今、暫くお待ちください。
2022年度も同様のスケジュールにて募集を行う予定でおります。
来年も「川柳」でお会い出来ることのを楽しみに致しております。
ご投稿を頂きました皆様方のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。

お題:応援(エール)In 2021
受賞句発表 令和3年11月23日『珍味の日』
川柳 大賞~五位
川柳 佳作
川柳 後援会賞

○良川柳を楽しむ会

お詫び

 

2021年度 川柳「受賞報告」につきまして、同名の方が二句の受賞となっておりました。申し訳ございません。
ご本人様にご了承を頂き、選者評より「逆上がり何度も挑む八つ」を受賞句とさせて頂きました。今後、十分注意をしてまいります。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

野澤商店「川柳を楽しむ会」事務局 野 澤

***** 選 者 評 *****
お題が「応援」「エール」なので、オリンピックやパラリンピックが題材になり、またコロナ禍なので医療従事者も対象になっていました。
しかし、一番多かったのは夫婦や家族で身近な処が題材に摂られていました。身の回りに着目する事は大切ですが、その為に作品が単なる説明に陥ることになりかねません。
当然そう言うものも多く、一捻りも二捻りもしてみる努力が足りないように思われました。「捻り」は川柳の基本です。そしてもっと社会に目を向けて作ってみて下さい。次回を期待致しております。
今回も選に入れたかった作品が多々ありました。それらは次の通りです。
「逆上がり何度も挑む孫八つ」、「パパ頑張れせめてローンが終わるまで」、「キーボード八十路の手習い孫とする」、「ありがとう来世も君が妻となる」、「ガンバレ!と海苔で書かれたお弁当」、「試合の日誰より早く起きる母」、「鉛筆も神経も磨り減る受験生」、「リハビリの背を押す孫の小さな手」、「傘寿でも大器晩成夢を見る」、「がんばれと言っただけだが子だくさん」、「応援をする振りをする恋敵」、「夜更けまで子をあやすオレへエールくれ」、「ランドセル大きく見える子の一歩」、「ゲン担ぎカツ丼トンカツカツカレー」、「障害を生涯に替えお付き合い」、「テレビ前思わず足出るPK戦」、「ラインから平仮名だけの母の文」、「還暦をまだヒヨコだと笑う喜寿」、「スニーカー買っただけじゃ痩せないよ」、「出来ること思いつかなく募金箱」、「弁当の海苔の『ファイト』が萎びてる」、以上です。
選 者 吟
声援も十月の風にかき消され
虎をつつく今年の燕逞しく